Golden Botticelli Tarot(ゴールデン・ボッティチェリ・タロット )の画像や銀河玲のレビューです。
このデッキは、復刻版ビスコンティ―、ボシュ、クリムトなども手掛けた、ロシアの画家A.A.アタナソフが初期ルネサンス紀の代表的画家、サンドロ・ボッティチェリにインスパイアされて製作したものです。Lo Scarabeoが出版元です。
このデッキは、復刻版ビスコンティ―、ボシュ、クリムトなども手掛けた、ロシアの画家A.A.アタナソフが初期ルネサンス紀の代表的画家、サンドロ・ボッティチェリにインスパイアされて製作したものです。Lo Scarabeoが出版元です。
中世ヨーロッパの絵画や画家が大好きなうえ、ウフィツィ美術館でガン観したボッティチェリのタロットなんて…私にとっては即買い系ですw
裏側は独特なんですが、占いに使用しやすい上下が分かりにくいデザインです。
ボックスにもカードにも、金箔加工が施されていて煌びやかなデッキなんですが、ちゃんとボッティチェリです。
見て感じて頂くのが一番なのでゴールデン・ボッティチェリ・タロットデッキのデザインをご覧ください。ボッティチェリの参考画像もあるのでいつもより画像が多めです。
下の画像は、左がワンドのⅦ、右がⅧ(Ⅺ)Justhiceのカードです。更に下の画像はこのカードに使われたボッティチェリの「パラスとケンタウロス」です。
下の画像は、左からⅪ.TheJustice(正義)、Ⅲ.TheEmpress(女帝)、Ⅱ.TheHighPriestess(女教皇)のカードです。
その下の画像はⅢ.TheEmpress(女帝)に使われている美徳七連作のなかの「 剛毅擬人像」です。
7枚のうち6枚は当時大人気だった工房のポッライオッロ兄弟が手掛けこの一枚をボッティチェリが描きました。
下の画像は、左からXⅦ.TheStar(星)、XⅨ.TheSun(太陽)、XⅧ.TheMoon(月)のカードです。
その下の画像はXⅨ.TheSun(太陽)のカードに使わている「 聖母子と洗礼者ヨハネ 」更にXⅧ.TheMoon(月)のカードに使われている「受胎告知」です。
更に下の画像は、左からⅠ.TheMagician(魔術師)、Ⅳ.TheEmperor(皇帝)、Ⅴ.TheHierophant(法王)です。
下の画像は、誰もが知っている春なんですが、これは沢山のカードに使われています。
下の画像は、左からXⅦ.TheStar(星)、XⅣ.tenperanse(節制)、ワンドのⅥ、ワンドのⅣ、カップのⅦカードです。
更にいつものように小アルカナのコートカード(主に人物)などを何枚かご紹介します。
下の画像は小アルカナのコートカードのクイーンたち(左からワンド・カップ・ソード・ペンタクルの順)です。
その下の画像はワンドのクイーンのカードに使われているであろう「ザクロの聖母」です。
下の画像はコートカードのキングたち(左からワンド・カップ・ソード・ペンタクルの順)です。
実物はもっとキラキラしていますがゴールド加工が伝わりづらいのが残念です。
下の画像は小アルカナのエースで、左側からワンド、カップ、ソード、ペンタクルの順です。
その下の画像はワンドのエースに使われている「受胎告知」です。
下の画像は、左からⅥ.Thelovers(恋人)、XⅪ.TheWorld(世界)のカードです。誰でも知っている「ビーナス誕生」です。
更に下の画像は、左からソードのⅢ、ⅩⅢ.Ⅾeath、ワンドのⅩのカードです。
その下の画像はソードのⅢ「アペレスの誹謗」、ⅩⅢ.Ⅾeath「聖人たちのキリストの哀悼」、ワンドのⅩ 「ヴィーナスとマルロス」です。
ゴールデン・ボッティチェリ・タロットデッキの内容は、78枚フルデッキ絵札金箔加工・サイズ:66×120mm・付属品:英語版の解説書・箱:金箔加工ですが普通の紙製・カードの厚み:ウェイト版より薄手でカードの切り口から黒のベースが剥がれやすいです。
サイズ感やデザイン構成から、ウェイト版の基礎がある方にも、イメージリーディングの方にも、リーディングにとてもいいデッキなんですが、紙が薄くベースの黒が、カードの切り口から剥がれやすいのが残念です。
日常遣いには向きませんが、動画やイベントなどで短時間使用する方、カードの扱いがとても丁寧な方、ボッティチェリが好きな方、コレクターや愛好家にはおススメできます。
タロットカードをお探しの方に少しでも参考にしていただければ幸せです。
銀河玲より愛と希望を込めて。