帰り道の星空が切ないくらいキレイ
いつもの年より紅葉が遅れたせいで
黄色い落ち葉の上を歩いたのは最近の事
落ち葉の季節になると…
出勤途中の信号で見上げる空は深い青になり
見慣れている背の高いムク並木だって色づくよ
濃い橙色から黄色の温かいグラデーションに
青空と枯れたグリーンがチラホラ混ざり
コントラストが言葉に出来ないくらい美しい
信号が青に変わり秋色の並木道に入ると
数分で通り過ぎてしまうのにワクワクしてる
朝早くてまだ誰も掃除していない道には
柔らかい落ち葉がフンワリ積もっていて
ドカドカと踏むのが無神経な気がするから
薄い氷の上を進むようにそ~っと
自転車のペダルを踏む
ペダルを踏む度…カサカサ…カサカサ… と
心に心地いい音をたてるんだよ
あぁ今年もこの季節が来たなぁって
踊り出したい気分になってる
実はね…
紅葉が完全に終わって枯れ木になると
今度は違った意味で夜道が楽しみになる
夜空を背景にした背の高い木を見上げると
星が降るような錯覚に陥ってしまう…
木々に星が降っているみたでウットリ
寒いのを忘れてその場で見つめてしまう
季節が移りゆくたびその美しさに目を奪われ
胸に小さな痛みを伴う感動が起こる
たぶん人から見れば
何でもない気づきをずっと大切にしたいし
大切にできる自分でいたいと願う
毎年…こんな風に時を過ごし
昨日とは違う空模様を見上げながら
この時を愛して行ければそれだけで幸せかも
並木道を通り過ぎる頃には
いつも幸せ過ぎて微笑んでいるのでした
いつもありがとう愛と希望を込めてxoxo
明日も元気に頑張ろう