





















お休みの日に電車で移動していると 
抱っこ紐のママが乗り込んで来た 
  
一歳半くらいかな…たぶん女の子 
寒くて着ぐるみみたいにモコモコだし
握った小さな手が可愛すぎる… 
 

体調があまりよくないのか 
目を覚ましてはグズグズしてたから
   
揺すったり…お尻をトントンしたり… 
ママは寝かそうと必死… 
   
迷惑をかけないようドアに向き
聞こえるか分らないくらいの小さな声で 
子守唄を歌うと…静かに眠りはじめた
  

そういえば私も娘に子守唄を歌ったな
彼女が眠るまで Eternal Flame を… 
   
そう…恋の歌なんだけど
赤ちゃんとの出会いって恋に似てる
   
産声をあげた瞬間…
表現できない想いで胸がいっぱいになった
  

小さな、小さな、両手を握りしめた 
掛け替えのない存在が
人生のひと時を淡いバラ色に染めてゆく
   
抱っこすると心臓辺りに頭がくるから 
ドキドキが聞こえるかな…って微笑むし
寝顔を見てると無条件に繋がりを感じる
  
ぷっくりしたほっぺ 
少し開いた小さな唇からもれるミルクの吐息
手の小さなくぼみや、ニコーって笑うのも 
何もかも可愛くてウットリしちゃう 
 

娘の訪れが幸福をくれた日からというもの
存在が愛おしくて仕方がなくて
小さな背中を優しくポンポンしながら 
胸いっぱいの愛の歌を歌った 
   
赤ちゃんの頃は抱っこしながら…
幼児の頃はベッドの横に座って…
お布団の上から優しくトントンしながら
 

  
もう少し大きくなると
絵本の読み聞かせや、創作の物語りの後に
寝息が聞こえるまで歌ってた
   
抱っこしてる背中を
優しく”ポンポン”するイメージで歌うとね 
   
眠りにつく赤ちゃんの呼吸と似たテンポと 
その子を心から愛する想いに似た歌詞が 
妙にシックリ来るんだよな…
 

今となっては時は刹那…
あっという間に赤ちゃんじゃなくなるw
 
だけど Eternal Flame を歌うたびに 
あの甘く切ない幸せを思い出せるし
その時感じた幸福は永遠に忘れないと思う 
 

学びや幸福は数え切れないといっても
うまくいかず自信を無くしたり…
“早く大きくなって”と願ったり…
楽しいことばかりじゃないかも知れないけど
  
子育て中のママたち… 時は瞬く間に過ぎるよ 
どうか一瞬々を大切にしてね 
 

胸いっぱ いの愛 / 和訳
瞳を閉じて、あなたの手を差し出して
私のハートの鼓動を感じるかしら
あなたにも分かる?
あなたも同じように感じてるの?
それとも、夢なのかしら
これが燃え上がる永遠の愛の炎なの 
 

私は…運命だって、信じてるわ… 
あなたの寝顔を見ていると 
私こそ、あなたの居場所だとおもう 
あなたにも分かる?
あなたも同じように感じてるの?
それとも、夢なのかしら 
これが燃え上がる永遠の愛の炎なの 
 

私の名前を呼んで 
太陽の光が、雨をぬって降り注ぐように 
とても孤独な人生に 
あなたが訪れ苦痛を和らげてくれた 
私はこの感激を失いたくない… 
 

 
 瞳を閉じて…あなたの手を差し出して… 
 私のハートの鼓動を感じるかしら 
あなたにも分かる?
あなたも同じように感じてるの?
それとも、夢なのかしら 
これが燃え上がる永遠の愛の炎なの 
 

子守唄にいい Eternal Flame を聴きながら 
今夜は眠りにつくとしよう
   
いつもありがとう愛と希望を込めてxoxo
未来が輝きで満たされますように
  


遅くなったから…帰り道を急いでいたら… 
黒髪をゆるく巻いたキレイな女子が 
「もう無理!!」と叫んでしゃがみ込んだ 
 

 一緒に歩いていたらしい 
 30代後半くらいの元ヤン風の男が 
 凄い剣幕で怒鳴りだした…彼氏なのか? 
 

「おまえわー!!   
そんなんやからあかんのやろが! 
  
私はこんなに頑張ってる?!   
努力してるってぇー?   
それ自体が自己満って気づいてくれよ
 

ひろが放ったらかす…ひろが電話くれない
ひろが…ひろが…ひろが…ひろがぁ?! 
   
いーっつも!私が、私が…、私がー!
お前は自分ばっかりが可愛いねん 
    
そ・れ・が・ウザイんやろーがー!  
どんな可愛くてもフラレて当然やな 
たいして可愛くもないしな…」 
  
大声でさぁ…ひろって誰やろ…w 
つかあなた…無駄に怖いんですけど… 
 

彼女は膝を抱えたまま 
青ざめた無表情で一点を見つめてる… 
悲惨…夜中にお気の毒さま… 
 
おぉ…青ざめた彼女の目線に
男がしゃがみ込んだ…続けるらしいw 
 

「おーい!どこ見てんねん…はいー! 
ちょっと何か言われたら貝になりまーす 
そして泣きを入れまーす
 
ムカつくわぁー男やったら殴るわぁー  
ヨシヨシしてくれるヌルイ友達と   
しょーうもない傷の舐め合いしやがって 
    
なんか変わったんですかー?! 
  

相手の状況とか気持ちに   
気ぃも使えないイケてない女がぁ! 
  
要求ばっかしてんのに気づいてないから
心底残念な奴やー 
  
本当の事言わへん奴等は友達ちゃうぞ! 
かわいそうやなー逆に笑えるー 
そのままやったら  
確実に振られるなー見ものやのー 」 
   

あまりにも大声過ぎて… 
かなり離れても全部聞こえてる 
マジで暑苦しい…でも…正論なんだよな…
なんだろね… 
取りあえず大丈夫とかのキレイ事じゃなく 
耳の痛い話ってする方も面倒でしょ… 
愛を持って痛いこと言ってくれる人は 
実際は貴重だったりする 
  

彼が言ったように… 
女子校ノリのヌルイ対人関係って 
似た者同士で培った黙認環境そのもので
基本否定されないから心地よくて当然
その当たり前になったヌルイ価値観を 
無理くり恋愛に持ち込むからヤバい
  

「私は間違っていない彼が悪い」 
「私を理解してくれない彼なんか嫌い」 
「私が…彼が…私が…彼が…」 
相手を正当に理解しないまま 
自分への評価が低いと怒り暴れる
  

  
そりゃメンドクサイよ 
相手が逃げたとしてもしょうがない 
この怒鳴ってる男の人は苦手だけど… 
青ざめて膝を抱えた彼女はまだ若いから 
面倒な事を必死に言って貰える間に 
聞けるといいな… 
  

出来ることなら 
相手の状況をふんわり受け止め 
優しく伝えられるいい女性に育ってね
  
まだ怒鳴ってる声を遠くに聞きながら 
先を急ぎ…苦笑混じりに微笑んでた 
  

いつもありがとう愛と癒しを込めてxoxo
世界が平和でありますように 
 
