長く占い師をしていると
運と宿命について考えるシーンがしばしばあります。
離婚しちゃいましたが結婚前の遥か昔の事…
ある占い師さんから
「彼方は感性がないから デザインや芸術はムリ…感性を使う仕事じゃなく事務職にしなさい。子供は絶対に授からなぃいし、残念だけど結婚しても旦那と死別するよ」と
めちゃくちゃショックなことを言われました。
玲「あのぉ… どうすればいいよくなるのか方法を教えて下頂けませんか?良くなるならどんな努力でもします。」
★「生まれてくる時に 決められた運命だから、どんなに努力してもムリ 。運命を受け入れなさい。金運いいからいいでしょ。」
玲「でも…もう入籍してますし… 10月にお式なんです。それに一応デザイナーをしてましたし、コンテストで入賞もして感性ないんでしょうか…それに金運だけ良くていいと思えません。時期が悪いなら考えたいので…」
★「時期の問題じゃなく 運がそうなんだから。どの時期でも変わらない。高額の保険に入りなさい」
玲「…」(勉強して確かめるしかないのかな…)
これが運命学を勉強する きっかけなのw
月日が経ち…勉強して鑑定して分かったことは…
生まれる環境や遺伝子は変えられない宿命。
だけど運命は選べるという事だった。
例えば…お客さまや知り合いに、三つ子さんや双子さんが なん組かいて、例外や微妙な共通点はあっても、全員が同じ人生を歩んでないのはどう説明すればいい?
ある三つ子さんの場合…
1人は実家暮らしで40歳手前で独身。東京に行った子は25歳で結婚して子供が3人いる。九州に行った子は 29歳で結婚して子供が1人いる。
時間の差が分単位であるにしても、3人とも同じ日に生まれたけど、ある段階で違う環境(運命)を選んでたんです。
そうして選んだ運命の先に いくつかの道が出来て、またそれを選択してゆく…。
同じ日に生まれても人生に差が出るのは、選択のせいとも言えるでしょう。
実は…運にはある程度の幅があり、上限と下限でかなり違う人生になる。
占いは、運の上限を最大に生かすツールだったんです。
占いは人生を決めつけるものじゃなかった。
自分の宿命を理解し、 運がいいと思っていても過信せず、
運の波(バイオリズム)を意識していれば、上手く波に乗れるので
幸運の上限を生きるラッキーな人生になります。
結婚運に問題があるなら…運が最大になる時期に、懸命に努力をすればいいパートナーを掴めるし、事業を発展させたいのなら、良い波を敏感に読み取っていれば、当たり前のように発展してく 。
ただし相手がある事には相手の意志や運も関わるから、頑張っても上手く行くと限らないのですが…。
随分と前に自分の力を過信して 「運なんて関係ない。結局自分なんで」言い切った方が、頑張ってもどうにもならない周期に入った時に、「本当に運ってあるんですね」と 弱々しく笑った姿が忘れられないです。
実際に起業されていて ある程度の規模になると
自分の力だけではどうにもならない何かを感じ
運を感じ取る大切さを理解されてる。そして…実はそういう方ほど謙虚なのです。
運がいい時は 何もかもがスムーズだし、すべき事が分かりやすいけど 、流れがまずくなると、周囲の意見に惑わされたりタイミングがズレたり、
様々なトラップやフェイクがやって来る…
誰だってそれに騙されないよう運の上限を捉えていきたいね。
占い師はやたらと怖い予言して怖がらせるのではなく、「宿命的に不利な事があっても、後天的な 運を味方に付ければ、その人の運の上限を捉えて生きられる」という事を伝えるのが本来の役割なんだと思います。
そして占いの鑑定を受けられる方は、占い師の予言を鵜呑みにすのではなく、占いと占い師を、運を味方にする為のツールなのだと理解して頂ければ幸いです。
いつもありがとう銀河玲より愛と感謝を込めて
世界が平和でありますように